わたしは、わたし。

...
......
少しの沈黙のあと...

ブハッ!
と涙を浮かべながら笑い出す大沢君。

え?
そんなに笑うところ??

すると、
「望月って天然?」

それを聞いて頭がフリーズ。
て・ん・ね・ん!?
そんな事誰にも言われたことないんですけど!
というか、友達なんていないから、まともに他人と話した事なんてないから、自分が天然なのかなんて分かりっこないんだけどね。

そんたな事を思っていると、
彼は笑いながら
「望月の意外な一面知れてよかったわ!
んじゃ、また三学期にな!
勉強教えてくれな!」
と言い残し去っていった。