「つか、オマエここのバイトヤメロ。」


「はぁっ!いきなりムリだし!!」


「じゃあ、コイツに関わんな。帰りは俺が送る。

―――守れなきゃ、ヤメさすかんな。」




シスコンぉ兄ちゃん!


あむちゃんにシスコンデキナイ分、私で紛らわそうってのかな?



なによぉ、

こないだは妹の私はイラナイって言ったくせに。




大概、横暴な気もするケド・・・・








「ん・・・分かった。」






心配されるのはやっぱりちょっとウレシイわけで



素直にそう頷くと、ぉ兄ちゃんは満足そうに頷いた。









「と言うワケで、必要以上にコイツに近づくなよ!」





最後に宮城にそう駄目だしして、ぉ兄ちゃんは私をバイクで家まで送ってくれた。