ふわっと身体が浮いたカンジがして 着地したのは地面じゃなくて、 バイクの上。 ・・・・・はぃぃ? きょとんとしていた私は目の前にあったオッカナイ顔に びょんっと飛び跳ねた。 「ぉぉぉぉぉ兄ちゃんっ!?」 な、何で? どーしてこんなところに!? 「このエロ猫。 路上で何ハレンチなコトしてんだ。」 「は、はれんちー? タルト食べるののどこがエロいの!?」 言われない説教にあたふたする私。 それより、 ぉ兄ちゃんとこんなトコロで出くわす方が大問題だ。