「相変わらず外見と口調があってないわね」
「言わないでくれ。アタシはこういう格好が好きなんだ」
寒緋桜の花色と同じ見ようによっては毒々しい程の紅い唇に笑みを浮かべた。
「似合っているわよ、口調も合わせればいいのに。……修学旅行は大変だったわ。肉食獣までいたのよ!?」
「それは凄い。戦ってみたいねぇ、強い奴なら大歓迎だ」
「……、寒緋が修学旅行に行けば良かったわね」
隣でキラキラと目が輝く寒緋に冬はため息をついた。
「行きたかった!が、まぁアタシはタイマントーナメントに出たかったからな、修学旅行にはでれねぇや」
「?両方出ればいいわ」
「あー、こっちの話」
寒緋はひらひらと手を振って話を誤魔化す。

