俺がそう言ったあと 一瞬だけど 亀山がニヤッと笑ったように俺は見えたんだ だけど亀山はこんなに泣いているし俺は気のせいだと思ってしまったんだ 『私、川内君の部屋で話がしたい』 亀山は大胆にもそう言った あの部屋は俺と凛子の愛の巣だ 他の女を入れる訳にはいかない しかも凛子の留守中に以てのほかだ!! 俺は、俺の部屋はよそう …………って、ただそれだけを言って断った 『うん。分かったわ 突然だもんね。 じゃあ川内君、私を何処かに連れてってよ車で!!』 亀山は、すがる目で俺に言った