「お前、人の家で何堂々とくつろいでいるんだ。邪魔だよ」
「あ、黒羽!お帰りー」
黒羽は私をちらっと見て、素っ気なく「ただいま」と呟いた。
「細かいことは気にすんなよ、坊っちゃん。折角依頼持ってきてやったんだぜ?」
「あれ、出灰さん特に用はないって……」
「それはじょ〜だん♪」
ウィンクをしながら出灰さんは言った。軽く殺意が湧いたので殺っていいですか。
「まぁ、これは特別な依頼だ。受けるか受けないかはお前らに任せる」
「差出人は」
「女王様から、お前らに。もしかしたら過去最悪の仕事かもな」
女王様から依頼?ゲームじゃなくて?
「どういうことだ」
「内容は世良 柊羽の殺害」
世良?世良って、私でも知ってるような超有名な財閥やーん!!
「それの何が最悪なんだ?」
「世良は最近断罪者《ジャッジメント》と契約したらしい。柊羽を殺せば、確実にお前らは優先的に追われるってワケだ」
「……ふん、どうせ受けても受けなくても立場は変わらないさ」
「まぁな」


