マッドファクター




「変態の趣味はわからない」



「人間は皆どこかが変態なのさ。君だってそうだろう?」



「とりあえず三月から降りろ」



「やれやれ、お子様はすぐ怒る」



その言葉に黒羽は眉間に皺を寄せる。出灰さんが降りた後、私が睨まれたのは多分気のせいじゃない筈。



だって仕方ないじゃんっ、不意討ちだったんだもんっ!!



「そんなにこの荷物が大事か?」



荷物扱いしやがった。女子高生に何て仕打ちを!嫌いだ嫌いっ、出灰さんなんかだーーーいっきらい!!



「……用件は何だ」



「そうやって話を逸らす。いつもそうだ。まぁ、いいさ。


用事は君に依頼だよ、狂気因子《マッドファクター》。仕事を持ってきたんだ、感謝してほしいね」



うげ、仕事。



「今回は狂った道化師《マッドピエロ》にも参戦してもらうよ。嫌とは言わせない」



嫌ーーーーーーーっ!!