親友は独眼竜

歴史・時代

薄音メゾ/著
親友は独眼竜
作品番号
790687
最終更新
2012/08/26
総文字数
1
ページ数
1ページ
ステータス
未完結
PV数
3
いいね数
0
 ───麻里、廊下にて───「殺しませんよ。ふぅ…何故殿は…」
え…答えが出ないって…
さぁぁっと血の気が引いて青白い顔になってしまった。
「若も若で…あんなにおもしろい事を…」
小十郎の言っている意味が分からない。
何を言ってるのか聞き返せなかった。今の私では…
──麻里、謁見の間にて──
「若、麻里さんを連れて参りました。」
どうやら此処が───…
「あァ、入れ。」
この声っ…!
嫌、嫌、嫌っ!
「ま…麻里で御座います。」
そう言うとアイツ(若の事)は刀を持ってこちらへ来た。
首がっ…わたしの御首級が
あぁぁぁぁ
私も父上と同じ状態になるのかな…
ポロリ
涙が…
「ぁ…いや政宗様」
睨む。その鋭い左目で。
「スゥッ…」
死ぬのね。私は死ぬのね。
アイツが息を吸った瞬間私の涙は頬をそっとなでた。
号泣しちゃえ…
無理なら解けた手で頬を抓むってやっ…
そのとたんアイツが
刀を振り上げた

ヒュン…

(父上のもとに参りまする…)

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