「...?誰ですか」

「あ、初めましてだよねー
 同じ学年の沖田って言うんだけど...」



邪魔が入るようになってしまった。



笑った顔を見た他の男共が
うじゃうじゃ夢に近づくようになった。


元がめちゃめちゃ良いから
笑顔なんて見せたら......



「あぁ!あの生活委員の!」
「うん、そだよー」


意外と鈍い夢は下心に気付かず
普通に相手をしている。



「夢ちゃんて髪サラサラー」
「わっ」


男が夢の髪に触れた。