「おい夢。飯行くぞ」 「あ、うん」 夢のきもちと俺のきもちが重なって あれから3ヶ月が経った。 あの時本音をぶつけてくれた夢。 ついムキになって 恥ずかしいことべらべら喋ってしまった。 けど夢はあれが嬉しかったらしい。 「廉也君、今日はサンドイッチだよ」 あれからは よく笑うようになったし 毎日弁当作ってきてくれる。 そんでそれを屋上で2人で 食べているわけだが―――... 「あー!!噂の夢ちゃんじゃーんっ」