「...。」


ちらっ と顔を見ると、
廉也君の淋しそうな顔が
電灯に照らされていた。



「...いいんだ、もう」


送っていきたかったんだ...。


そんな切ない顔するくらいに




他の女の子が心配なんだね。







私の中で、何かが切れる音がした



「...も、だめ」