ハジメテヒトヲ…


次の日、私は早朝から遥に呼び出されて、昇降口に向かった。

遥は、と...

あっ、いた。

すると、私が遥を見つけたのと大差なく、遥が私を見つけて声をかけてきた。


「...あ、詩織!!おはよう!!」
「おはよ〜」


私は、にこやかに返事をする。

いつもと同じ、作り笑いで。


「あのさ未来に何をしようか考えたんだけど...ホットミルクは、どう?」


ホットミルク?

ホットミルクで何をするの...?


「ホットミルクって、何をするのに使うの?」


私は気になっていることをそのまま聞いた。

でも、遥が目を輝かせて『よくぞ聞いてくれました!!』って顔をしたのをみたら...嫌な予感しかしない。


「それなんだけど...」


遥の説明はわかりにくかったから、わかりやすく説明すると...


まずは、沸騰するくらいグツグツ煮込んだホットミルクを魔法瓶に入れる。

お互い、それを持って昇降口に集合。

未来がきたら、目隠しをして体育倉庫に連れていく。

そして、ホットミルクを...未来にかける。

と言うものだった。