ハジメテヒトヲ…


_2か月後

もう、だいぶ学校生活にも慣れてきた。

友達もできたし、学校生活もそれなりに楽しい。
そんな、いつも通りのある日のことだった…

「ただいまー」
「…あら、おかえり」

いつもなら、リビングに入ると真っ先に花音が「おかえり」って言ってくれるのに、今日は真っ先に台所からお母さんが顔を出す。

リビングに花音の姿はない。

「お母さーん花音はー?」
「うん?今日はまだ帰ってきてないわよ?」
「あ、そうなんだ…」

花音の帰りが遅いなんて珍しい。
何かあったのかな…

私は妙な胸騒ぎがしながらも気のせいだと思い、2階へ向かった。

それから、花音が帰ってきたのは1時間くらいあとだった。

ガチャッ
「た、ただいま…」
「あっ、花音!おかえり!」

玄関から花音の声が聞こえて、私は玄関にいった。