それからと言うもの、私は毎日保健室に通うようになった。
どんなに辛いことをされても、放課後に保健室に行って先生に話を聞いてもらうと我慢できたんだ...
でも、そんなある日のことだった...
いつものように、放課後...みんなが遼や自宅に帰った頃に、私は1人保健室に向かう。
そして、保健室に着き扉を開けると...
「...?」
いつもなら、この時間は保健室にいるはずなのに...
佐野先生が、いなかった。
でも私は深く考えもせず、『すぐに戻って来るだろう』と思い、椅子に腰かけた。
そうして、何時間経ったのだろう...?
外はもう暗くなり、校舎内からも人の気配は感じられなくなった。
時計を見れば、針は7時を指している。
「わっ...もう7時!?早く帰んないとヤバい...!!」
私は遼に入っていないため、電車通学している。
この時間は人が多いから、なるべく避けたい時間帯だ...
私は急いで、保健室を出た。
先生...明日は、会えるよね?
