そして、1週間程前からまた内容が変わった…
「クラスの子達、全員死んじゃえば良いのにな…
でも、1番死んで欲しいのは遥ちゃん。
本当に、死んじゃえば良い。」
「誰か、みんなを殺して?
あぁ、そっか。
みんなが死なないなら私が死ねば良いんだ。
死にたい。
死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい…」
「どうして、私だけこんなにツラい思いをしているんだろう?
誰か…助けて…」
「誰かに聞いてほしいな…
でも、こんなこと誰にも言えない。
恥ずかしいから。
あ、詩織なら聞いてくれるかも。
でも、迷惑になるから…
やっぱり言わない。」
「死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい…
もう、疲れたよ…楽になりたい…」
「私、今までどうやって笑ってたの?
もう忘れちゃったよ…
でも、作り笑いならできてるから、みんな気づいてないだろうな…」
そして、昨日…
「明日、私は学校の屋上から飛び降りよう。
飛び降りなら、誰かわからないくらいぐちゃぐちゃになれるかな。
ぐちゃぐちゃになりたいな…」
今日…
「私は今日、何ヵ月かぶりに心から笑えた。
詩織との昔のことを思い出したから。
本当は、死ぬのは怖い。
詩織と離れたくない。
詩織が学校に行く直前に『いままでありがとう』って言ったけど、詩織には聞こえてなかったかな…
本当に、詩織には感謝してる…
この世で1番愛してて、大切な双子の姉の詩織。
本当に、いままでありがとう…
さようなら。」
さようなら の文字は、滲んでいて読みづらかった。
きっと、花音の涙で滲んだんだろう…
