どのくらいそうしていただろう…?

ふと、私は花音の机の上をみた。

すると、そこには花音が中学3年生の時から毎日欠かさず書いていた日記帳が...

私は気になって日記帳を開いて

最初から最後まで全て読むことにした。

初めの方は、中学校での出来事がたくさん書いてあった。

「今日は、詩織がお母さんとケンカしてた!(笑)
何か、詩織が買ってきたプリンをお母さんが食べたらしい(笑)
本当、詩織は子供みたいだなあ」

その1ページ1ページを読むごとに

「そんなこともあったなあ」

と、少し笑ってしまったりした。

そして、後半になってからは高校の話になった。
入学式について、学校の友達について…



ただ

ある日から

日記の内容が変わっていた。