幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~

彼女の表情が変わる。



「あ、なたが……?」

「お前は?」




俺は、女の顔を覗き込んだ。

光が当たって、彼女の紫色の瞳が輝く。
















―――俺を必要としてくれる人、か。






「撫子(ナデシコ)です」


女は、あいつとそっくりな表情で笑った。





「小野寺撫子です………!」





















俺たちの間を、爽やかな風が駆け抜けた。















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