美「お婆ちゃん…
  ありがとう!」


初「ふふふっ
  やっと笑った!
  心配したのよ?
  昨日は裏山にいってから
  ずっとぼーっとしていたから…」



紗「で?
  どうしたの?」


信じてもらえるだろうか…


大丈夫!

紗理奈は親友!

だから大丈夫!いつだって信じてくれた…


美「うん。実はね…
  裏山には幽霊がいるの。」


紗「…?
  どうした?
  熱?」


そう言って紗理奈は私の額を触った。



美「ちが~う!!
  私は熱などないよ!!」



紗「じゃあ…本当?
  あっ…ごめんね…
  そうだ!
  美玲が間違ったこと
  言ったこと無いもんね!
  てか親友の私が
  信じなくてどうするの。」



初「交通事故で亡くなった子のこと?」


美「うん。」