悠「僕さ、生きてる間
  天文学の教授に
  なりたかったんだ。」


彼は静かに語り出した。

私は黙って聞いていた…


悠「親父がさ、
  天文学者でさ
  僕の憧れだった。
  親父の影響で
   星が大好きで
  詳しかったんだ。
  美玲と同じで
  星を見ていると
  悩みとかがちっぽけに
  感じるんだ。」



美「……」