美「それって無期限なの?」


だって無期限じゃ

一生幽霊なんだよ?

そうしたら悠真は

とても複雑な顔をしていた。

どこか寂しそうな顔もしていた。

美「…悠真?」


悠「はっ!ごめん…
  美玲はもう帰んなきゃじゃない?
  結構遅くなっちゃったよ?」

美「うっうん!そうだね!
  明日も夜ここにいる?」


寂しそうな顔してたら

急に優しく微笑むんだもん!


不覚にもドキッとしてしまった!

悠「いるよ!明日も来てくれるの?」


美「うん!何か悠真と
  しゃべりたくなっちゃったよ!」



それもあるけど…


本当はそう言わなければ

悠真が今すぐ

消えてしまいそうだったから…


悠「本当!?嬉しい!!」


美「うん!しゃあまた明日!」

悠「また明日!」