8畳くらいの部室には、二人掛けのソファーと大きめのデスクと椅子しかない。
そのデスクでは、藤堂部長が何やら一生懸命パソコンのキーボードを叩いている。
「あ…あの…部長のお茶とアップルパイここに置いておきます。」
「………一つ言っておく。そのアップルパイを食べたら、絶対美味いと言うんだ。」
「え?部長…何でそんなこと…」
―――――ガラッ!!
「ふ~っっ!!腹減ったぁ~!!どれが俺の!?」
「あっ、奏ちゃん。どれでもいいよ~。」
部長…
何であんな変なこと言うんだろ…見るからに美味しそうなアップルパイなのに。
「悪いなぁ~東。俺の分まであるのか~。テストの採点で、ちょうど甘いの食べたかったんだ~。」
「じゃあ皆さん、食べましょうか。」
「「「いただきま~す!!」」」
