「ハァ!?意味わかんない!!」
全然理解できない。
「部長はお金しか信用してないから。趣味も特技もお金儲けなんだよね?」
東先輩が、少し切なく笑って私にそう教えてくれた。
「キスは…好きな人とするべきですっっ!!あ、あんな風に人前で、安売りしていいものじゃないです。」
「ハァ?
それこそ意味がわからん。」
「本当に好きな人が出来た時、後悔します。」
「くだらん…。金さえあれば大抵の物は手に入る、女だってな。後悔なんてしないからそれでいいだろう。お前には関係ない。」
そりゃあたしには関係ないけどさ…。
「部室であーゆーのは不愉快です。」
「…………」
ピリピリとした空気が流れているのが、鈍感なあたしにもわかる。
でも、あんな気持ち悪いもの二度と見たくない。
