「コイツは普通科の一年、鈴木優那だ。俺のクラスの生徒だから、お前ら意地悪すんなよ。」
「しませんよ。」
「んじゃ~とりあえず、先輩から自己紹介でもしてもらおうか?」
――――チッ…
し、舌打ちとか恐いんですけど…。と、とにかく覚えなきゃ。
「特進科、3年。藤堂悠人(とうどうゆうと)一応家庭部部長。」
切れ長の目が印象的な、クールな藤堂部長…か。
「僕は、特進科2年の東孝太郎(あずまこうたろう)だよ。一応副部長。宜しくね、優那ちゃん。」
女の子みたいな綺麗な顔立ち。物腰が柔らかくて、優しそうな東先輩…と。
「あっ…俺は特進科1年の大月奏太(おおつきそうた)。
宜しくな!!」
大月…奏太…?
あれ?この人懐っこさと、爽やかな笑顔…
どこかで…。
「あれ!?鈴木って、もしかして小学校で一緒じゃなかった!?
俺だよ!!奏太…えっと…この顔覚えてない!?」
み、見事な変顔…。
――――――あっ!!!!
