「あーきらっ♪おはよ!」 あたしは、見慣れた後ろ姿に気付き 肩を叩いて、声をかける。 「はよ!舞花!」 朝から爽やかな微笑みを見せる男の子。 高尾 晃、あたしの彼氏♪ あたしは、何も言わず 晃の隣を歩く。 これは、毎朝のことなの! あたしたちは、他愛ない話をしながら 学校に向かう。