出会う前のキミに逢いたくて

きっと彼女もあのスタンドのどこかで涙してることだろう。


マウンドの原田くん、スタンドのマヤ。


そして、テレビの前のオレ。


3人で喜びを分かち合えた記念すべき一日が終わりを告げようとしていた。


いつか死ぬとき、もう一度、オレはこのシーンを思い出すだろう。