今日も桜が綺麗に咲いています。

涙で霞む桃色の世界。

その世界で穏やかに微笑む歳三さんが見えた気がした。

「傍にいてくれるんですか?」

私はそっと空に問いかける。

――愛している。

不意に耳元で聞こえた気がした言葉。

「私も、愛しています。」

涙を流しながら私も答える。

寂しいときは桜を見て歳三さんを思い出せといったけれど

私は桜を見なくても毎日あなたを思いだしています。

なのに歳三さんはずるいです。

傍にいるって言ってもこの季節しか姿を見せてくださらないなんて。