今日も桜が綺麗に咲いています。

「お前と出会えてよかった。」

「私も歳三さんと出会えて、あなたの妻になることができてよかったです。」

するとそっと私の頬を触れる。

「彩愛。」

「なんですか歳三さん?」

「愛している。ずっとこの先の未来もな。」

「私も、歳三さんのことをずっと愛しています。」

私の言葉を聞き歳三さんは穏やかに微笑むとゆっくりと瞼を閉じる。

綺麗な顔に私の涙が伝う。

「おやすみなさい。歳三さん。」

どうか安らかな眠りを。