海斗くんは一瞬黙った。 そしてじっとうちを見た。 「え…なに…」 「…んな心配そうな顔しなくても平気だから。ほら、早く寝ろ寝ろ!」 そう明るく言って海斗くんはうちの背中を押して、家に入るように促した。 …気づかれたかと思った。 うちが学校を休む本当の理由を。 笑うだろうか。 海斗くんは笑うだろうか。 心友と同じ人を好きになったと言ったら。