「美夏は?彼氏とかいるの…?」 そういえば知らない。 美夏の恋愛事情。 「え!?」 美夏は頬を真っ赤に染めた。 …なんてわかりやすいんだろう。 「どこの学校の人?」 「ち、ちがうよ! 彼氏はいない…けど」 耳かして、って美夏が言うから顔を近づけた。 「その……好きな人はいるの」 ぱっと顔を離して美夏の表情を見る。 …まるでリンゴだ。