「メアド、交換しない?」 ポケットの中のケータイ。 金色の雪の結晶が揺れた。 * 「杏里おはよー」 「あ、美夏! おはよ」 美夏がめずらしく朝から勉強してる。 言っちゃ悪いが、変な光景だ。 「ど、どうしたの」 「昨日1つも勉強しなかったから…宿題やってるの」