さくらいろ



ちらっと、チョコレートの横をみた。


充電器に刺さっている淡いピンク色のスマホケータイ。

小さい雪の結晶が、電気の光を反射してきらきらしている。


「メール…してみよっかな」



髪を乾かし終わり、ドライヤーを机の上に無造作に置いた。


そして、ケータイを手に取る。


[新規メール作成]


部活がんばってね




「あ…でも、いきなりこんなの変か」



さっき打った文章を消す。