突然の下僕解放宣言。 あまりにも突然すぎて…… 彼が去った後も公園のベンチに座り込んだまま。 膝の上で握りしめた手に… 温かい雫がポタリと落ちる。 私………ホントのバカだ。 彼が目の前から去って、初めて気づく。 彼の存在の大きさを……。 今頃気付くなんて……遅いよ。 ポタポタと止めどなく零れ落ちる涙。 バカじゃないの………私。 泣いたって、どうにもならないのに。 溢れる涙で視界が曇る。 さっきまで彼が座っていた場所に手をかざして…。 私…………何やってるんだろう。