青空バスケ


「青桜、秀華……そして東第一。
今年のBブロックは光ヶ丘中OBの戦いだな」

「……俺、絶対負けないっすよ」

「望むところだ」


俺はボールを持って谷先輩と向き合った。

こうやって向かい合うの……久々だな。


「……行きますよ」


そう言って俺は動き出した。

先輩を抜こうとするも、先輩のDFは相変わらず……というか、中学の頃よりレベルが上がってる気がする。


「俺だって成長してるんだぞ」


不敵に笑った先輩。

そうこなくちゃ面白くない。


だけど、俺が抜こうとすれば阻まれ。

攻防戦の繰り返し。


「無理すんなよ。
今日もずっとここで練習してたんだろ?」

「……大丈夫っすよ」


……とは言ってみたものの、ハードな部活をこなした後に2時間以上ここで練習してた俺の体はちょっとキツい。

……けど、こんなところでヘバってられない。