ただ、それだけなのに。

何で、届かないんだろう、そんな簡単な気持ちが。

布団に入ると何故だか、枯れたはずの涙がこぼれた。

手にはさっき貰ったお守り。

何故だろう、馬鹿だなと思いながら、握りしめながら寝た。