「おはよー麗♡」 「おはよう」 リビングに行くと 机においしそうな4人分の 和食が並んでいた。 「おはよう。大輔さん、初帆さん」 自分だけじゃこんなしっかり 朝ごはんは食べれないもんなぁ。 感謝、感謝。 こうして夏帆の家族や 瞬の家族に良くしてもらうのは 本当ありがたい。 そう思う反面、 たまに、本当にたまにだけど それが辛くなる時がある。 パパやママが生きていたら… 「……麗?どうかした?」 「えっ?」