最愛〜最高の涙を君と…〜







「んー…」




なんで体が動かないの?

はっきりしない意識の中で
ゆっくり目を開けると、




「…………」



なんで。



「あ、起きた」



なんでこいつがこんなところに……。



「おはよ」



しかもなんであたしは
抱きしめられて……




驚きすぎて
声さえ出せずにいると
その男は無表情のまま言った。




「昨日はどーも」




















終わった。