「もっと俺らを頼れよ」 そう言って翔君は あたしの頭を撫でた。 瞬も山都も頷いていた。 「ごめん、みんな。ありがとう」 「で、やったのか?一ノ瀬と」 ………。 「しょ、翔君?」 「それ、あたしも気になる」 「や…やってないし。その手紙が怖くて泊まってもらったの」 そういうと夏帆は 『なんだつまんなーい』と言って 瞬と翔君はなぜか喜んでた。 それからチャイムが鳴って あたしたちは自分の教室に戻った。