「は、なに…」 許さない? って、なにが? 全身に鳥肌がたつ。 体が震えているのが自分でも分かる。 「大丈夫」 シトラスの香りに包まれて 混乱してた頭が少しずつ 冷静さを取り戻す。 「怖い、颯…どうしよ」 「うん、大丈夫だから」 抱きしめられながら 颯が頭を撫でてくれている。 「麗…」 「な、に」 「怖がらせると思って言わなかったんだけど」 何? 「今朝、校門のところで麗を見てる男がいた」