「………颯」 あぁ…終わった。 「行くよ」 そう言ってあたしの 手をいつものように握った颯。 もう諦めよう。 そう思って立ち上がって歩き出すと、 前を歩いていた颯が立ち止まった。 『王子!!』 颯の目の前には たくさんの女の子。 『…王子と早瀬さんはどういう関係なんですか?』 あー…さっそくだよ。 颯、なんとかごまかして…。 「…付き合ってるけど?」 女の子達は固まり 颯はそんなこと気にせず 歩き出した。