「痛っ」 頭に衝撃が走った。 犯人が誰かなんて 振り向かなくても分かる。 「何すんの、颯」 「ボーっと突っ立ってないで片付け手伝ってくれない?邪魔」 あたしの頭をお盆で殴っといて 悪びれる様子もなく 淡々とそう言った。 「…はいはい」 客も帰って今は3人で 後片付けの最中だった。 「2人とも。あと洗い物だけだし着替えてきていいぞ」 あれ、いつの間に…。 でも一応無意識で片付けは してたっぽいあたし。