最愛〜最高の涙を君と…〜





~瞬Side~





「あーあ。麗先行っちゃったじゃん」

「俺のせいかよ」



俺は麗が好き。




そのことは翔も夏帆も
それから山都も知っている。

ついでに言えば親たちも。

別に俺から言った訳じゃない。



「なーんで麗気づかないんだろ」



俺は分かりやすいらしい。



「鈍感だよな麗って」



そんなことは分かってる。


だけど麗は人見知りで
俺ら以外とは深く関わろうとしないから、
ゆっくりで良いと思ってたんだ。