「ちょっと、瞬!」 「っせーな。分かってるよ」 夏帆に怒られながらも あたしの前に来た瞬。 そして俯いたまま、 「……るかった」 「え、なに?聞こえない」 笑いながらそう言うと 瞬は顔を上げた。 「てめっ……悪かった!昨日は言い過ぎた。』 「…ううん、あたしも。2人は心配してくれただけなのにね」 そう言ってあたし達は 笑いあった。 「よし!仲直りもすんだし学校いこっか」 夏帆がそう言ったので 4人で学校に向かった。