~T~ 深久が側に居くれるとわかって 安心したのか、 俺はベッドに倒れこむと同時に 意識を失った。 深久が叫んだけど それに応えることは出来なかった。 目を覚ましたら、 外が明るくなりかけていた。 「っ、」 起き上がろうとしたけど 頭の痛さに負けた。 完璧に二日酔いだった。 部屋に深久の姿はなかった。 昨日、深久はどうした? 起き上がろうとしたとき、 『透……起きた?大丈夫……?』 部屋のドアが開いて 深久がゆっくり入ってきた。 *