~T~ 「っ、んーーー!」 身体が固まって 背伸びをしたら骨が鳴った。 「うお、暗いな」 気付いたら、 夜の7時になっていた。 「あ、」 リビングの机の上に置かれた 紙を見て思い出した。 「そういや来てたっけ……」 付き合って1年になる 彼女の深久。 俺が呼んだのに 持って帰ってきていた仕事が終わらず 結局、どこに出かけるわけでもなく いつの間に帰っていた。 *