「大虎さんたちが行ってんだ、 大丈夫だろ…?」 「それが、大虎さんたちが押されてるんっす…!」 洸さんに話しかけた少年は、騎龍の幹部候補の俊(シュン)くんだった。 「ねぇ…俊くん。 大虎さんたち大丈夫なの?」 「ちょっと…ヤバイかも…」 !!! 私は俊くんの言葉を聞いて車から降り、ダッシュで大虎さんたちのもとに走った…