「･････」
「･････」
さゆりちゃんが行っちゃった後、やっと２人になれたというのに、会話すらないあたし達。
拓斗は相変わらずこっちを見ようとしない。
それが、あたしの嫉妬を、寂しさを、煽（あお）る･･･
でも、あたしは今日、仲良かったあの頃の２人に戻れる様に頑張るって決めて来た。
その為には、嫉妬に飲まれている場合じゃない。
３年間付き合ってる彼女の余裕を盾にして、女らしさを武器にして、
見えない何かと戦うんだから！
そして、拓斗の心をもう一度手に入れるんだから！
先に口を開いたのはあたしだった。
「･･･拓斗、海、行かないの？」
何とか気持ちを立て直して、やる気モードにスイッチを入れたのに、
拓斗はそんなあたしの気持ちは無視して、溜息をひとつ吐き出した。
「･････」
さゆりちゃんが行っちゃった後、やっと２人になれたというのに、会話すらないあたし達。
拓斗は相変わらずこっちを見ようとしない。
それが、あたしの嫉妬を、寂しさを、煽（あお）る･･･
でも、あたしは今日、仲良かったあの頃の２人に戻れる様に頑張るって決めて来た。
その為には、嫉妬に飲まれている場合じゃない。
３年間付き合ってる彼女の余裕を盾にして、女らしさを武器にして、
見えない何かと戦うんだから！
そして、拓斗の心をもう一度手に入れるんだから！
先に口を開いたのはあたしだった。
「･･･拓斗、海、行かないの？」
何とか気持ちを立て直して、やる気モードにスイッチを入れたのに、
拓斗はそんなあたしの気持ちは無視して、溜息をひとつ吐き出した。
