あたしの胸は小さいけれど【完】

「あっ!あたしそろそろ行かなきゃ!そうだ!拓斗くん、この間の話し覚えてる?絶対遊びに行こうね!お願いだよ!メール待ってるからね!」


「あ、うん。」


「・・・・・・」



さゆりちゃんが、可愛い笑顔を残してあたし達の前から去って行った。


今のってお誘いだよね・・・

さゆりちゃんと遊びに行くの?

って言うか、さゆりちゃんとメルアド交換してんだ・・・



あたしの心の中が嫉妬でどんどん曇っていく。