ー居場所ー

泣き止み落ち着くと…
桜は立ち上がり屋上から一気に1階に下りる

そして下駄箱で靴を履き替えてると担任につかまってしまった

「木之本さんどしたの?」
『どした?
…ふっ。笑わせないで。
あたしの席がどうなってるか見て言ってる?
暴言を書かれた机で普通に授業受けれるわけないでしょ?バカじゃないの?
あの机を見てなんとも思わないぐらい人でなしなわけ?』
「机……」

一気に青ざめる担任。
スルーしてたのね。バカ教師。

『ね。解ってる?
これが原因であたしが自殺したら問題になるのは机を見てもスルーした担任のあなたよ?』
「木之本さん!」
『なに?何か間違えてる?』
『これっていじめじゃないの?生徒のあたしが解って教師であるあなたは解らないの?』

『隣の晴くんにあたしへの用件を伝えてね』

んじゃ、と言い学校を立ち去る桜