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とある木がたくさん生えている並木道。
私は、おじいちゃんと一緒にその並木道を歩いていた。
「おじいちゃん、早く行こう!」
私はなぜだろう?何を急いでいたんだろう?その先に何があったの?
「美希や、そんなに早く行くと転んで怪我をしてしまうぞ」
「大丈夫」
と、私は言ったけれど、道にあった石に転んでひざついてしまう。
「!大丈夫か?美希」
「う・・・大丈・・・夫・・・」
「ほら、膝を見せてごらん」
おじいちゃんは私の膝に手をかざして
「イタイのイタイの飛んでけ~・・・・・・どうじゃ?痛いの無くなったかの?」
「・・・うん。すごいね、おじいちゃん!魔法使いみたい!」
「ほう、そうか、魔法使いか・・・・・・なら、わしも伯父魔術師じゃの」
「うん♪」
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「お姉ちゃん!美希の体が!?」
智美ちゃんが言った。