廃棄から連れ出された後はなぜかラブホテルに連れて行かれて、
念入りにカラダを洗わせられた
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龍司くんの車に乗りながら窓の外の暗くなった空を見つめていると
「百華ー今日はありがとなー?
お前のおかげで金が稼げそうだよ」
って龍司くんは喉の奥でクククッと笑った
「私…彼女じゃなかったの?」
なんで…こんな酷いこと……
「彼女だよ?だから??
お前は黙って俺に従ってればいいんだよ」
……こんなことならあの写真をバラまかれた方がマシだった、
「あの写真は囮?」
「あ?」
ホント最低な奴。
人として人間として最低最悪。
「龍司くんとは今日で終わり。さようなら」